“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

「遥、その顔。
ほんとのほんとにわかってる?」


凌は首をかしげ、疑うようなまなざしであたしを見下す。


「どうしてオレがこんなことしてんのか。
遥。
ほんとのほんとにわかってる?」


そう口にした後。


凌は軽くため息をつきながら――…


「わかってねぇな」


あたしのおでこを軽くはじいて、顔を歪め、


「男なんて、基本エロいんだから。
もっと警戒しろって言ってんの!
こんな服着るな。
こんな短いスカートはくな。
それから――…」


そこで一瞬区切り、



「あー!もー!!
遥のバカ!」


あたしの体をぎゅぅぅうっと強く抱き締めた。