“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

「遥、これ邪魔」



凌は胸を叩いたあたしの片手を掴んで、片手であたしのお弁当を近くにあった机の上に乗せた。



そして、



「…あっ…」



あたしをぎゅっと抱き締めて、凌とは思えないキスをする。



2人きりで過ごしたあの夜よりも。



もっともっと、激しくて、甘いキス。