旭日高生がたくさんいる駅のホームで。 遥の手を掴んで、華奢すぎる肩を抱き寄せて。 『あのさ。 みんなに言いたいことがある』 そう告げることは、オレにとってひとつの賭けだった。 みんなに 受け入れられるか 受け入れられないか。 それはもちろん、性別問わず。 男にも、女にも。