そんな凌のキス攻撃に、


「…ふっ…」


降参…


くにゃんと力の抜けたあたし。


熱に浮かされたようにボーっと凌を見上げるあたしを愛しそうに見下ろし、


「遥、可愛い…」


凌はあたしの唇にキスを落とす。


「…んっ…」


――深く


「…ぁっ…」


――甘く


「…はっ…」


とろけるようなキスと同時に、胸や少しはだけたバスローブからのぞく足にも触れられて、そのたびに、


「…んっ…。
ぁっ…。
んんっ…」


恥ずかしくて恥ずかしくてたまらないのに、ちょっと声の大きくなるあたし。