“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

「でも、一番は…遥」


そう言いながらあたしの耳にキスをし、


「オレを選んでくれてありがとう」


そんな言葉を、温かい息と共に耳に吹き込む。


そんなあったかい凌の言葉と、その息遣いに、


「…んっ…」


“凌、大好きだよぉ…”


ほんの小さな声を出し、きゅっと凌にしがみついたあたしに、


「…遥。
その声も、その反応も。
可愛すぎてヤバイだろ」


凌はゆっくりと…あたしの体をベッドに横たえた。