“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

「…い、や…。
あの…
遥…?」


口を開けたまま固まる凌。


そんな凌の顔が
そんな凌の目が


“一緒に風呂!?
遥って…。
案外、えっち”って訴えてるように見えて。


「あの///。
あ…あたしが一緒に入りたいとかじゃなくて…。
えっと…。
お姉ちゃんが貸してくれた雑誌に、そう書いてあったから」


言い訳しようとしたら――…


「…っ」


凌はさらに固まった。