『…じゃあ、後からゆっくりと。
オレの愛を教えてやるよ』


ベッドの上で凌から落とされた言葉が甘すぎて。


「遥、どうした?」


用意された食事がのどを通らない。


「…んっ…。
もう…おなかいっぱい。
凌…食べて?」


お皿を、テーブルをはさんだ凌の前に押し出したけど。


「だーめ。
遥、全然食べてねぇじゃん」


スイっと凌に押し戻される。