“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】



ちょっと待って!


そう言う隙もなく、


「…っ…」


長谷川くんのおうちにあたしを連れてきた長谷川くんは、ベッドにあたしを押し倒す。


そりゃ…
“彼女にして”そう言ったのはあたしだけど…


「んっ…」


こんなキスをされたら、さすがに怖い。


「…ゃっ…」


首を左右に振って拒絶をしているのに、あたしの頭を押さえている長谷川くんの手はびくともしなくて。