「バーカ・・・宏。
・・・そんなに・・・。
・・・単純な話じゃねぇよ・・・」
「凌!
待ってっ!!」
追いすがる宏を無視して、オレが病院をあとにしたのは・・・
“遥の気持ちが”
“征の気持ちが”
・・・痛すぎるほど、よくわかった、から。
オレが遥の立場でも
オレが征の立場でも
・・・そうしてたかもしれない・・・。
そう、思った、から。
・・・そんなに・・・。
・・・単純な話じゃねぇよ・・・」
「凌!
待ってっ!!」
追いすがる宏を無視して、オレが病院をあとにしたのは・・・
“遥の気持ちが”
“征の気持ちが”
・・・痛すぎるほど、よくわかった、から。
オレが遥の立場でも
オレが征の立場でも
・・・そうしてたかもしれない・・・。
そう、思った、から。

