「バーカ。
いつまでも、泣いてんな」
宏の頭にちょっと手をあて、
「・・・んなこと。
本当は冗談だったって・・・
わかってるよ」
力をこめて、オレから引き離した。
「だから。
別に。
おまえのせい、なんて、思ってねぇよ」
オレの言葉に、パァーっと顔が明るくなる宏。
「じゃあ。
病室戻ろ?
征には悪いけど・・・。
遥ちゃんには、やっぱり、凌しかいないよ。
そんなの。
征だって、わかってる・・・って。
凌?
凌!?
凌!!」
スキップでもする勢いで、病室に戻ろうとした宏に背を向けたのは・・・
いつまでも、泣いてんな」
宏の頭にちょっと手をあて、
「・・・んなこと。
本当は冗談だったって・・・
わかってるよ」
力をこめて、オレから引き離した。
「だから。
別に。
おまえのせい、なんて、思ってねぇよ」
オレの言葉に、パァーっと顔が明るくなる宏。
「じゃあ。
病室戻ろ?
征には悪いけど・・・。
遥ちゃんには、やっぱり、凌しかいないよ。
そんなの。
征だって、わかってる・・・って。
凌?
凌!?
凌!!」
スキップでもする勢いで、病室に戻ろうとした宏に背を向けたのは・・・

