だからあの日以来…


遥をおまえに任せたんだろ?


遥は…さ?


征、おまえにしか、幸せにすることはできないんだよ。




おまえだって…


そうまでしても、遥のそばにいたかったんだろ?


遥を幸せにしたかったんだろ?




だったら、全力で幸せにしてみせろよ。


世界中の人間が羨むぐらいの仲のよさってのを、オレに見せ付けてみろよ。


そしたら、征、その時はおまえに言ってやるよ。





『やっぱりおまえは、オレの大切な“友達”だ』




…て…さ。