「ねぇ・・凌!
帰っちゃダメだよ。
もっとよく話し合って・・・」
廊下に出て、
オレが宏をずるずる引きずる形になっても、オレから手を放さず。
「ねぇ・・・凌!
今帰っちゃ・・・。
本当にまずいよっ!!」
これまでの宏とは、うってかわった態度を見せる。
「・・・っせぇよ。
宏。
おまえの思い通りになんか、なってたまるか。
おまえは、もっと、オレと征をバトらせたいだけ、だろ?」
宏を全力で突き飛ばしたとき、
「そんなの・・。
・・・冗談に・・・決まってるじゃん・・・」
宏のすすり泣きが、聞こえた。
帰っちゃダメだよ。
もっとよく話し合って・・・」
廊下に出て、
オレが宏をずるずる引きずる形になっても、オレから手を放さず。
「ねぇ・・・凌!
今帰っちゃ・・・。
本当にまずいよっ!!」
これまでの宏とは、うってかわった態度を見せる。
「・・・っせぇよ。
宏。
おまえの思い通りになんか、なってたまるか。
おまえは、もっと、オレと征をバトらせたいだけ、だろ?」
宏を全力で突き飛ばしたとき、
「そんなの・・。
・・・冗談に・・・決まってるじゃん・・・」
宏のすすり泣きが、聞こえた。

