「かいちょー好きな食べ物は?」
「何でも好き」
「じゃー嫌いな食べ物は?」
「なし」
「えッ?梨嫌いなの?」
「違う。ないって意味」
…質問攻めを受けて、10分。
今あたし達は公園にいる。
何でかは分からないけど、無理やりつれてこられた。
「かいちょー俺に聞きたいことある?」
「特になにも。それより、帰ってもいいかな?」
外は真っ暗。
時間はもう8時になっていた。
「あ、ごめん、つい嬉しくて…帰ろうか」
東がスクッと立ち上がったので、あたしも立ち上がった。
んーやっと帰れる。
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