たしかに真っ暗だけどさ。 それは東が待ってたからでしょう? 「はい、下校時間過ぎてるから帰りなさい」 「えー一緒に帰ろうよ!」 あたしの腕を掴んでブンブン振る。 本当にこの子は高1!? 「ねぇ、お願い」 …まぁ帰るぐらいいっか。 「分かった。いーよ、帰ろう」 「ほんと!?やったッ!!」 ピョンピョン飛び跳ねる東。 ほんと、おこちゃま。 「じゃー帰るよ」 「はぁーい」 嬉しそうに笑う東を横に、あたしはゆっくり歩き出した。