濁った空、

私はその空を眺めていた。


手にある真っ黒な写真、

何故か

その真っ黒な写真には

紙が添えてあった




私には開けない、紙


何故かある

右手の牛乳瓶



そのなかに丸めて

真っ黒な写真と

添えてあった紙を入れて



あひる公園と言う

可愛らしい、

公園の

ブランコの横。
ベンチの下に埋めた。