えッ!?



ちょっと、どういうこと?



「行きたいとこってどこ?」



「いいから、来い」



腕を引っ張られ連れて行かれる。



どうしよう。



とりあえず、由宇ちゃんにメール送らなきゃ!!



バッグから携帯を出そうとするが、片手がふさがってて上手く出せない。



あーもういいや。



由宇ちゃんごめん!



心の中で謝って、龍平に大人しくついていった。



「ここ」



龍平が立ち止まって指さしたのは、遊園地だった。



何でこんなところに?



たしか龍平、遊園地とか好きじゃなかったはずじゃ…



「行くぞ」



「えッ?」