「さ
そろそろいくか」
そういってまた高そうな車に乗って
高そうなレストランについた
「食べ終わったら連絡するから」
そう運転手さんに雄哉くんがつたえて
あたしたちだけでレストランにはいった
あたしは、こんなお店はじめてだからキョロキョロしてたら
「大丈夫だよ 
 人目きにしなくても」
えっ???
「いまここには、従業員さんと俺らしかいないから」
えぇ
ってことは、貸切??
大丈夫なのそんなことしてぇ
もうお金持ちってわかんない
「さっ席にすわって」
そういって席に座った
落ち着かない
すっごく落ち着かないよぉ
ってかこんなお店中学生2人ではいっていいの??
そうおもってたらシェフさんがきて
「このたびは、ここの店に来てくださってありがとうございます」
「いえいえ
 恭哉さんお久しぶりです」
恭哉さんっていうんだぁ
カッコいいなぁこのヒトも
そう見とれていたら
恭哉さんと目があった
「雄哉様こちらのかたは?」
「彼女です」
「可愛いですね」
そういわれて赤くなった
「ほんとに可愛いですね」
そういってシェフさんは、厨房にもどった
「あのシェフさんとお知り合いなんですか??」
「あぁちょっとね
 俺の親戚でだからココも貸切にできるんだ」
「そうなんですか」
親戚だからか・・・
でも貸切はちょっと寂しいな
だぁれもいないんだから
「あの・・・
 おにいさんにこの服えらんでもらったんですケドこんど返しにきますね」
「だめだってそれもきっとあげるきで着せたんだカラ」
「でも・・・
 高そうだし・・・
 返したほうが・・・」
そういったら席をたってこっちにきて
後ろから抱き着いてきて
「ちょっとは、欲とかないの??
 ふつうのコは、あげるっていったらもらうはずでしょ??」
「ちょッ
 雄哉くん??ここレストランです!!!」