久しぶりに見た、彼の名前――。 

『松山裕司』


暫らく、画面から目が離せなかった。 



明らかに動揺する私。



どうして……?


どうして、今頃、連絡してきたの? 


まさか…… 


帰ってきたの?……日本へ。 


裕司くん……。