そして――


メールの最後に記された【Love, Megumi Yuji】の言葉は、その後もずっと続いた――。 


未だに、この真相は分からない。


本人に確かめたこともないし、英語に詳しい知人にも聞いていない。 



ただ……


私に対して、少しでも“Love”な気持ちがあったのだと思いたい。 


自惚れかもしれない。  

でも、少しくらいはそんなことも思いたい――…。