……うそー?なんで!?



着信の主は、裕司くんだった。


ドクン……


ドクン……


ドクン……



心臓が激しく高鳴るのが分かる。


手に汗をかき、喉に渇きを感じた。


ゴクンと唾を呑み込み、一呼吸置いてから


ドキドキしながら、通話ボタンを押した。