ジェットコースターを降りてからは、何事もなかったかのように、また手を繋いで次のアトラクションを目指した。
「あれなんて、どう?」
裕司くんの希望で、期間限定のお化け屋敷へ入ることになった。
本当は気が進まないのだけど……
そんなに怖がりな方ではないけれど、本物の人間が脅すお化け屋敷は、ちょっと苦手。
幼い頃、家族で出掛けた遊園地で、怖い思いをしたトラウマがいまだに残っているから。
突然、牢屋のようなところから手がぬっと出てきたり、足元がぐらぐら揺れて、追い掛けられたりして――…。
思い出すだけで、やっぱり怖い。
でも、今回、二人で入ることになって……。
「あれなんて、どう?」
裕司くんの希望で、期間限定のお化け屋敷へ入ることになった。
本当は気が進まないのだけど……
そんなに怖がりな方ではないけれど、本物の人間が脅すお化け屋敷は、ちょっと苦手。
幼い頃、家族で出掛けた遊園地で、怖い思いをしたトラウマがいまだに残っているから。
突然、牢屋のようなところから手がぬっと出てきたり、足元がぐらぐら揺れて、追い掛けられたりして――…。
思い出すだけで、やっぱり怖い。
でも、今回、二人で入ることになって……。


