「ねぇ、僕たちもこのままチェックインしようよ!」


「……えっ!?」 



「ダメ?」



哀しそうな瞳で訴えてくるから、その瞳から目を逸らすことができなくて……



思わず、部屋へ入れてしまおうかとも考えたけれど、 


やっぱり、断った。