ヒロは…怪訝そうな顔で晃の後ろに立っていた。



待つのが嫌なのか、

晃がうるさいからなのか。



まぁ、たぶんどっちも。





「屋上、行ってる」



そう1言いって、先に行ってしまった…





「あ、大翔待てよっ!!」



晃も晃で…あたしのこと放って行っちゃうし。





屋上だっけ?



カバンからお弁当を出して、駆け足で追いかけた。