「でも、好きな奴はお前だ。」 ――ドキンッ なんでこの人は…こんなに真っ直ぐなんだ。 言葉なんて捻りもしないで正直なことばっか言って。 「てかさ、暗いんだよ空気が!俺がなんとかするからお前は待ってろ!」 「待ってろって…」 どれくらい? あたし、前から時々居なくなる彼方をずっと待ってるんだけど。 これが一年とかだったらもう生きてないかも。 ――フッ …ここで笑うとか不気味なんだけど。 ニヤけてる彼方を見て、私も笑った。