パーティもそろそろ終盤にさしかかった頃。


あたしはまだ一人でいた。




彼方はどっか行っちゃうし。


誰かと話す気分でもない。




そういえば…



「白夜達…どこにいるんだろ。」



今日は一回も会ってない。




(…まぁ)


気にすることでもないか。



他人事のように、目の前にある食事に手をつけた。