橘くんを追いかけて、数分 部屋らしきものが見えてきた。 彼は、廊下を通ってすぐ左のドアで止まった。 あたしも無意識に止まる。 「…ココ、俺の部屋。 お前、入ってくる気?」 「あっ、ごめん!!」 そっか、そうだよね… こんなの考えれば分かることじゃん(笑) バカだ、あたし。