「俺はな、少しでもお前に見てもらいてぇ!」 「…っ」 「お前が誰のこと想ってるか知らねぇけど。」 「それでも俺のこと視界に入れてほしいんだよっ!」 「だからいつだって…」 ″お前のこと見てた。″ それはストーカーというものじゃないのでしょうか… 空気を壊すようなことしか思えないけど。 なんか嬉しかった。 真っ直ぐあたしを見つめる目が。その言葉が。 気づかぬ間にあたしは彼を抱きしめ返していた。