ヒロが黙るとあたしも自然に黙って、部屋の中が静まり返った。 近くに…ってあの3人のこと…だよね。 だから、なに? 「お前、俺が告白したの忘れたわけじゃねーだろ?」 こくん、見えるか分かんないのにあたしは頷いた。 忘れるわけない。あのヒロがあたしに告るから、びっくりしたもん。 あの時は勢いで言ってたらしいけど。 「返事。」 「え?」 「返事は?分かんないとかじゃ済まねーよ?」 「………」