「さて、と。風呂行くぞ、温泉!!」




「あ…そ、そうだね!」





入ってきた時と同様に勢いよく出ていった彼方。あたしも荷物を持って、彼方を追いかけた。










ザッバーン




「っはぁ!!きもちー!!」




温泉は誰もいなくて、飛び込むと水しぶきが上がった。




温泉なんていつぶりだぁー…

お母さんとか忙しかったし。






…はっ


あのバカ親のせいで、あたしは温泉にも来れなかったのか!納得!