そのイケメンの中にいるあたし。 …とーぜん、睨まれる! 「み、みんな!早く行こっ」 「おっ、そうだな!…っておい、大翔寝るんじゃねーよ!」 ベンチで早速寝ようとしているヒロを晃が担ぎ、そそくさと旅館の中に入っていった。 この先が思いやられるよ… 「遠いところからお越し下さり、まことに光栄です。姫乃様、橘様、桐谷様。」 …うん、またか。 この3人はどこ行っても有名なんだねっ! 晃が呼ばれてないことでバレないか心配だったけど、単純な人たちで良かった!