「もぅ！かなったら、ドア閉めないでよっ！」





「そうだぞっ！

　せっかく、寝ずに待っていたというのに！」








…これは、ドアを閉めたくもなるね



テンションがムカついてくるもん。






あたしは白夜に腕を引っ張られ、ソファに腰を下ろした。



彼方とヒロも目の前にイスに座る。











「あっ、そうだ！なっちゃん、いいお知らせあるよぉ♪」





「……何？」






今、不機嫌中です。みたいなオーラを出しても、白夜には通用しないことなんて目に見えてる。




だから、仕方なく聞くしかないんだよね。