「晃、これ上手く行ったら…みんなで旅行行こうねぇ♪」




もちろん、僕のお金で☆





…なんだろ、この寒気






どうやらさっきの言葉は耳に入っていたらしい。



厭らしくお金を強調して俺に向かって笑った。








「…あぁ。」




「じゃー、そろそろ行こっ!」





レッツゴー!


白夜はウキウキしながら、歩んだ。






この先が思いやられるな…


そう、晃は思ったのだった―――…