―――――――… ―――――… 「ねぇ、これ上手く行くと思うー?……晃。」 「でもさ、あいつのため、だろ?」 「うん。だって僕…」 一緒に卒業したいもん。 そう、可愛らしく微笑んで、窓の外を眺め始めた。 あいつが来てから変わったよな、こいつ。 角が無くなってきたって言うの? もうほとんど、素だぞ。