―――――――… ―――――… 「んっ…」 なんだか、手首が痛い。 そんな感覚で目が覚めたあたし。 重い瞼を開けるとそこはいつもの光景…なはずなのに。 …ここはどこだろう? 見渡せば広い部屋に、外を見れば高い場所 どうやら、ホテルみたいだけど…なぜ? 首を傾げて考えていると、急にドアが開いた。