+.*彼方side*.+




うーん…


なにかが気にいらない。




自分の席で、俺は唸っていた





なんか…


なんか…あいつらさ。





「近すぎなんだよ、バカヤロ――!!!」




俺が近づけないことをいいことに!



晃はバカだからいいけど!


白夜と大翔は危なすぎる!!




ぐしゃっと気づかぬ間に、テストを握りしめた