「返事はいつでもいいから。…じゃ、俺帰るわ」




「あっ、ちょっと…!」






カバンを持って、彼は図書室を出て行ってしまった。






急な展開に頭がついていかないよ…




頭を抱え込んで、あたしは机に伏せた。







――やっぱり、ヒロの回路は分からない


なにもかも。









てか、それより…「勉強どーすればいいのー!?!?」




テストは2日後に迫っていたのだった。