「んっ…!?」 あたしの唇はいとも簡単に奪われてしまった 形のいい唇があたしのを包み込む ヤバい… 体中がすごい熱いよ… ヒロのキスはあたしに酸素を与えてくれない 抵抗すらさせてもらえない 水音が静かな部屋に鳴り響くと。 ヒロはやっと唇を離してくれた。 細い糸が、プツッ⋯と切れる