「じゃ、勉強始めるか。」 やっと着いたのは、図書室だったみたい そのまま、腕をひっぱられてあたしはイスに腰を下ろした。 ヒロはあたしの隣 …すごく、近い 「ヒ、ヒロ…?もうちょっと離れない?」 肩と肩がぶつかりそうな近さ これじゃ、逆に集中できないよっ… なのにヒロは、そうか?と言ってあたしを見るんだ …気付いてよ 心臓がバクバクして、落ち着けないことぐらい。