ピタッ なのに、自然に手が止まってしまった。 あ、そういえば。 ヒロも頭良いじゃん 学級委員長やってるくらいだし。 なんで、気付かなかったんだろー 「あー。大翔ずっるーい!なっちゃんと2人きりになろうとしてるんでしょー!?」 「なんだとっ!?だったら、俺が教えてやる!」 「は?晃はバカじゃん!僕が教えた方がいいに決まってるぅー!!」 なんか、ケンカになりそ… ヒロはそんなこと気にせず、本を読み始めた。