「うん…ないよね……というか今日帰り寄ろうかなぁー」 「どこに?」 「わわわわっ…お母さん!?」 独り言を呟いたらお母さんが答えた。 というか起きてて大丈夫なのかな! 「なんでいるの!?寝てなくていいの!?」 「大丈夫よー?そこまで心配しないで?」 「…心配するよっ…」 私は目がうるうるしてしまった。 「ごめんね…里那?また退院したら里那がお母さんが好きな料理作ってあげるからね!」 「もう…作ってね!」 私はお母さんの病室に戻った。