「もう…さっきメール来たけど…心配したんだよ!?大丈夫なの!?」 『大丈夫よー…お医者様がもう1月の最初ぐらいには退院できそうよー』 「なら…いいんだけど…」 お母さんは元気そう。 1月だからおばさんと同じぐらいかな。 肩をトントンと叩かれた。 「…慎先生?」 「おばさんに変わってもらっていいかな。」 「はい!」 お母さんに一言言って慎先生に受話器を渡した。 「向こう行ってて?」って言われたので私はリビングに戻った。