椅子に座ってぼーっとしてた。 「姫さんはぼーっとしてるんだ。」 慎先生の声がした。 「先生!?」 「診察始めるよー」 「なんか冷たいですねー」 「そんなことないよー?…ただ、朝の事をすこーし気にしてただけだから。」 「あっ…あれは…慎先生が悪いんじゃないんないですかっ」 「そうかなー?」 「そーですっ!」 「まぁ…いいや、診察始めるから椅子下げるねー」 「は…はい」 そっから治療に入った。