「そっか。ごめん」



優しく言う。





「別に…謝らなくても…いいし…」





やっくんってこんな事するんだ。

もっと大人しい子だって思ってた。




「とりあえず座ろ?」




やっくんにそう言われ、コンクリートの床の上に座った。





「冷たっ…」




12月上旬。



寒い!