先生は車を持って来るから待っててと言われ、待っていた。 そういや…明日学校…。 明日が思いやられる。 そんな事よりも私はもちろん、あの人に電話をした。 プルルル… 『はい。もしもし?』 「大矢さん…ですか?」 『そうだけど…里那ちゃん?』 凪鎖さんは凄く静かな部屋にいると思う。 まだ外にでていないのかな。