[side6人]


君は俺たちのことを


誰よりも理解してくれている




俺たちのために泣き、


俺たちのために笑う



だから俺たちは


なんでも君には話してしまう




まるで自分のことのように


君は真剣に話を聞いてくれる




そしてまた、俺たちだけに


<あの表情>を見せるんだ




俺たちはそれに安心感を抱く



俺たちは特別




俺たちがイライラしている時は



黙って俺たちからの暴力を受ける




君の白い身体中に


一体いくつの傷を作っただろうか