乃亜は、ぐったりしてるとか、病状に苦しんでるとか、そんな様子は微塵もなく、部屋着に着替えて、テレビの字幕放送をベッドの上で膝を抱え、壁にもたれるようにして見ていた。
理沙め、大袈裟なこと言いやがって。
俺に対する新手の嫌がらせだな、人の幸せ妬みやがって。
合いカギ使ってこっそり侵入した俺に気付くと、乃亜は幸せそうな満面の笑みを俺に向けた。
その笑顔は、『来てくれたの?皆人くん。嬉しいわ』と言っている。
間違いないね。
とにかく乃亜の無事を確認できたことで、安堵に包まれ、俺は上着を脱ぎながら乃亜に近付き、ベッドの上に乃亜の隣に並ぶように、足を投げ出して座った。
乃亜が視線はテレビにやったまま、俺の左側面にもたれかかる。
俺の左肩から腕にかけて、そっとかけられた乃亜の重みが愛しい。
左腕を乃亜の肩へ回し、乃亜をさらに抱き寄せた。
乃亜がようやくテレビから視線を俺へと移し、見上げるように俺を見詰めた。
当たり前だけど、俺も見詰め返す。
俺の腕の中の乃亜は、濡れた瞳に紅く火照った唇、その表情までが艶やかで美しく、俺からのキスを待っているように見えた。
理沙め、大袈裟なこと言いやがって。
俺に対する新手の嫌がらせだな、人の幸せ妬みやがって。
合いカギ使ってこっそり侵入した俺に気付くと、乃亜は幸せそうな満面の笑みを俺に向けた。
その笑顔は、『来てくれたの?皆人くん。嬉しいわ』と言っている。
間違いないね。
とにかく乃亜の無事を確認できたことで、安堵に包まれ、俺は上着を脱ぎながら乃亜に近付き、ベッドの上に乃亜の隣に並ぶように、足を投げ出して座った。
乃亜が視線はテレビにやったまま、俺の左側面にもたれかかる。
俺の左肩から腕にかけて、そっとかけられた乃亜の重みが愛しい。
左腕を乃亜の肩へ回し、乃亜をさらに抱き寄せた。
乃亜がようやくテレビから視線を俺へと移し、見上げるように俺を見詰めた。
当たり前だけど、俺も見詰め返す。
俺の腕の中の乃亜は、濡れた瞳に紅く火照った唇、その表情までが艶やかで美しく、俺からのキスを待っているように見えた。



