「一時間後にそっちに行く」
一旦自宅へ帰り着替えを済ませた俺は、色ボケシルバーマンに電話を掛けて告げた。
「待ち焦がれてたぜ、美少年」
「うるせぇよ」
散々な目にあったのも影響してか、相変わらずのふざけた口調に、いつも以上に苛立つ。
「なに拗ねてやがる? ブツを無事届けたら、ご褒美に抱いてやるから楽しみにしてろ」
「ふざけんな! うんこして、ケツ拭かずに行ってやる」
携帯越しに無遠慮な笑い声が聞こえ、余計に俺の腸は煮えくり返る。
「谷口と一緒に来い、いいな」
そう言って、色ボケシルバーマンはいつもの如く一方的に電話を切った。



