なんとか生きて辿り着き、15Fと書かれたドアを薄く開けて、そこから顔半分を出し、廊下突き当たりのエレベーターを覗き見た。
待つこと数秒、『チン』とレトロな音が、エレベーターの到着を告げ、ゆっくりとその扉が左右に開いた。
中にはワゴンとデブホテルマンのみ、兄貴はいずこ?
取り敢えず、気付かれてはマズイと、一旦ドアをそっと閉めた。
ワゴンを引く音が通り過ぎたのを見計らって、もう一度ドアを薄く開けた。
デブホテルマンの背中に張り付くようにして、身を少し屈める兄貴の後姿が視界に映る。
その向こう側、部屋の前に見張り役っぽい黒服の男二人がいるのが、多分1506号室だ。
けど、巨体の影になってて、よく見えない、邪魔だ、デブ。
と、兄貴が動いた。
デブホテルマンの肩越しにサイレンサーを構えるや否や、ためらうことなく引き金を続けざま二回引く。
二人の見張りは、崩れるようにその場に沈み、思わず小さく悲鳴を漏らしたデブホテルマンのうなじに、兄貴は間入れず左手刀を叩き落とした。
巨体もドサリと鈍い音を鳴らして、横たわった。
待つこと数秒、『チン』とレトロな音が、エレベーターの到着を告げ、ゆっくりとその扉が左右に開いた。
中にはワゴンとデブホテルマンのみ、兄貴はいずこ?
取り敢えず、気付かれてはマズイと、一旦ドアをそっと閉めた。
ワゴンを引く音が通り過ぎたのを見計らって、もう一度ドアを薄く開けた。
デブホテルマンの背中に張り付くようにして、身を少し屈める兄貴の後姿が視界に映る。
その向こう側、部屋の前に見張り役っぽい黒服の男二人がいるのが、多分1506号室だ。
けど、巨体の影になってて、よく見えない、邪魔だ、デブ。
と、兄貴が動いた。
デブホテルマンの肩越しにサイレンサーを構えるや否や、ためらうことなく引き金を続けざま二回引く。
二人の見張りは、崩れるようにその場に沈み、思わず小さく悲鳴を漏らしたデブホテルマンのうなじに、兄貴は間入れず左手刀を叩き落とした。
巨体もドサリと鈍い音を鳴らして、横たわった。



