「皆人、いつまで腰抜かしてる気だ?」
兄貴に言われ、俺は床に尻をついたままだったことを、ようやく思い出す。
のそのそと重い身体を持ち上げ、兄貴と向かい合うようにして立った。
「兄貴… 脳ミソは腐っちまったみたいだけど、俺は変わらず兄貴のこと、愛してるぜ。」
そう言って抱きついた。
俺の予想に反して、兄貴は無抵抗で俺にハグされはしたが、その顔は強張り直立不動、二本の腕は下ろされたままで、頑として抱き返そうとはしなかった。
いいんだ、兄貴、こうして大人しく抱かれるようになっただけでも、大成長だしね。
「てか、チワワくんは?」
俺が思い立ったように尋ねると、兄貴は顔を曇らせた。
「石原は… 俺のために…」
「え? まさか…」
まじか? チワワくん… 俺、ちょっぴり泣けるし。
こんなことになるなら、キスだけじゃなく抱かれてやれば良かった。
兄貴に言われ、俺は床に尻をついたままだったことを、ようやく思い出す。
のそのそと重い身体を持ち上げ、兄貴と向かい合うようにして立った。
「兄貴… 脳ミソは腐っちまったみたいだけど、俺は変わらず兄貴のこと、愛してるぜ。」
そう言って抱きついた。
俺の予想に反して、兄貴は無抵抗で俺にハグされはしたが、その顔は強張り直立不動、二本の腕は下ろされたままで、頑として抱き返そうとはしなかった。
いいんだ、兄貴、こうして大人しく抱かれるようになっただけでも、大成長だしね。
「てか、チワワくんは?」
俺が思い立ったように尋ねると、兄貴は顔を曇らせた。
「石原は… 俺のために…」
「え? まさか…」
まじか? チワワくん… 俺、ちょっぴり泣けるし。
こんなことになるなら、キスだけじゃなく抱かれてやれば良かった。



