「ヤツラは希世を返す気なんか、さらさらねぇさ。ブツが手に入ったら、必ず希世を殺す。
だがそうはさせねぇ。お前らが邪魔してヤツラをジワジワ追い詰めれば、東郷は絶対にほぼ総動員してくるはずだ。
希世の監禁場所が手薄になったところで、俺は希世を助け出す。」
蔦山さんは、どう考えても無謀な計画を淡々と語った。
俺たちに、一体どんだけの威力があると言うのだ。
「最終的に、ブツは全部俺たちが頂き、それを尾藤のところへ持っていけば、一件落着…
だな? 皆人。」
そう言って、兄貴は例のごとく、その整った顔に魅惑の笑みを浮かべる。
「どこがだよ! 尾藤が敵対する暴力団を一個潰し、さらにブツは尾藤の手に渡り、尾藤の私腹を肥やす。これのどこが『一件落着』だってんだ?
兄貴の脳ミソは腐ってる。賞味期限切れ、腹下すわ、バカヤロー!」
俺は完全に頭に血が上り、なりふり構わず怒鳴り散らした。
そんな俺を横目で流し見て、兄貴は鼻で笑った。
なんだとぉ!(なんも言ってないけど) 俺が間違ってんのか? 俺、なんかおかしなこと言ってますか? お兄様。
だがそうはさせねぇ。お前らが邪魔してヤツラをジワジワ追い詰めれば、東郷は絶対にほぼ総動員してくるはずだ。
希世の監禁場所が手薄になったところで、俺は希世を助け出す。」
蔦山さんは、どう考えても無謀な計画を淡々と語った。
俺たちに、一体どんだけの威力があると言うのだ。
「最終的に、ブツは全部俺たちが頂き、それを尾藤のところへ持っていけば、一件落着…
だな? 皆人。」
そう言って、兄貴は例のごとく、その整った顔に魅惑の笑みを浮かべる。
「どこがだよ! 尾藤が敵対する暴力団を一個潰し、さらにブツは尾藤の手に渡り、尾藤の私腹を肥やす。これのどこが『一件落着』だってんだ?
兄貴の脳ミソは腐ってる。賞味期限切れ、腹下すわ、バカヤロー!」
俺は完全に頭に血が上り、なりふり構わず怒鳴り散らした。
そんな俺を横目で流し見て、兄貴は鼻で笑った。
なんだとぉ!(なんも言ってないけど) 俺が間違ってんのか? 俺、なんかおかしなこと言ってますか? お兄様。



